自由意思はあるということが実験結果で分かりました。
http://wired.jp/2016/06/13/free-will-research/
これまで行われてきた数々の研究では、人間に「自由意志」など存在せず、脳が決定を下したのちにそれが「自分の意志」として意識にのぼるのだ、という衝撃的な結果が発表されてきた。
ならば、脳内のニューロン発火が、われわれの動作のほとんどを決めてしまうというのだろうか? すべての思考や記憶、夢や希望までも?
真実はもしかすると、自由論と決定論の狭間に位置するのかもしれない。ドイツのベルリン大学附属シャリテ病院による脳科学の最新研究は、長らく議論になっていた哲学的難題に、少しだけ希望を与えてくれる。もったいぶらずに研究結果を言ってしまうと、人類の自由意志は幻想ではなく、確かに存在する──ただし、ほんの0.2秒というわずかな間だけだが。
自由意志に関する論争を巻き起こした実験は、1983年にさかのぼる。アメリカの生理学者ベンジャミン・リベット(1916 – 2007)は、われわれがとある動作をしようとする「意識的な意思決定」以前に、「準備電位(Rediness Potential)」と呼ばれる無意識的な電気信号が立ち上がるのを、脳科学的実験により確認した。
自由意志に関する論争を巻き起こしたリベット自身(彼は「自由意思はない」と実験結果から結論を導いた)が
実は数年後の実験によって主張を変えたのです。
実は論争を巻き起こした論文の数年後に行われたリベットの実験では、多くの場合、被験者は「準備電位」と「意識的決定」のわずかなあいだに、動作を「拒否」する選択をすることができたという(ただし、このときの実験では、被験者らが事実、「決断」をした後に拒否ができたのか、それとも「意図」や「衝動」といったものの類を拒否したのか曖昧なところが問題とされたのだが)。リベット自身は、この実験結果を「自由意志の証拠」として捉えていたようだ。
そして今回の実験によって示されたのは、まさに脳からの司令を拒否するのは可能だということである。ただし、後戻りできないポイントというのは確かに存在する。実験では、ボタンを押す約0.2秒前までならば、動作を中断、または拒否することが可能であったという。0.2秒を下回ると、ボタンを押す動作は止められなかった。
つまるところ、生体的な脳の決断後には、われわれの自由意志が入り込む隙があるということだ。脳は、現在の問題を素早くインプットし、過去の記憶や経験により形成された配線を通して、決断としてアウトプットする。脳が経験した過去の全てを知り得たならば、予測することが可能だろう生体的判断は、「意識をもつわれわれ」によって拒否できるということだ。
人の決断は、脳が用意する準備電位のなすがままではない。同チームは、これからより複雑な意思決定プロセスに関する研究を進める予定だという。
ほんのわずかの時間ですが
私たちは脳からの指令を拒否し、自分で決定する自由意志を持っていると分かりました。
トランスフォーメーションゲームでも「自由意思(Free Will)」を試されるカードが出てきます。
あなたが使う自由意志(Free Will)は本当に正しいの?それとも間違っているの?
2017/11月更新
自由意志のスクエアは「選択の場所」です。
あなたが1つの具体的な行動を選び、その行動の帰結をユニバーサル フィードバックを通じて学ぶ場所になります。
なので、以前私が書いたような正しい、間違いという価値基準はありません。
自由意志のスクエアは、
自由意志を使い、行動を起こし、その結果から学ぶ、これがキモです!
気になる方はゲームで試してみませんか(^^)
10月から本格的に開催していく予定です。